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100周年迎えた大丸京都店で「グッチ」職人が手仕事披露

フィレンツェから来日したフィリッポさん(左)とジャンルカさん(右)

フィレンツェから来日したフィリッポさん(左)とジャンルカさん(右)

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 今年四条高倉にオープンして100周年を迎えた「大丸京都店」(下京区)で7月3日、グッチの職人がその場でバックや財布を作る作業を紹介する「アルチザンコーナー」が始まった。

ミシンを担当するアンナマリアさん

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 実際に職人の仕事を見ることで「メード・イン・イタリー」の品質や、同社のレザーグッズの「クラフトマンシップ」を再発見してもらうことを目的としている。同コーナーは2010年から始まり、各国で展開する。

 コーナーではパーツの仕上げや縫製などを経て商品が完成する工程を見ることができる。作業を行うのはグッチの中でも「モデリスタ」と呼ばれる高い技術を持つ4人。完成した商品に、イニシャルの刻印を施すサービスも行う。今回扱うのは「ニューバンブー」や「ニュージャッキーバッグ」、ウォレットが中心となる。「ニューバンブー」の前身である「バンブーバッグ」は職人が京都の竹を持ち帰り、制作したのが誕生のきっかけでもある。

 初日には、馬具のくらを作る時と同じハンドステッチの技、狂いなく財布の外側と内側のパーツを貼り合わせる作業、縫い始めと縫い終わりがぴたりと重なるミシン掛けなど、多くの来場者が4人の作業に見入っていた。

 財布を同コーナーで仕上げてもらった女性は「高い技術にすごいと感じた。こうして作られていると知り、手作業のものは本当にいいとあらためて思った」と話していた。

 開催時間は3日・7日・8日=10時~12時、13時~15時、16時~19時。4日~6日=13時~15時、16時~19時。7月8日まで。

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